大地震が起こった場合に、お住まいが倒壊するかその可能性の有無を判定することです。
耐震診断を行うと、住まいの「上部構造評価点」という数値が分かり、1.5点以上であれば倒壊しないとされています。倒壊の可能性の有無は日本建築防災協会が発刊している「木造住宅の耐震診断と補強方法」の内容に基づき判断します。なお、耐震診断の結果、補強の必要がある建物には補強設計プランのご提案もさせて頂いております。
診断は大阪府等が指定する耐震診断講習会を受け「受講修了者名簿」に登録された耐震診断技能者が行います。
大地震が発生するたびに建築基準法が改正されてきました。お住まいの築年数と年表を照らし合わせて、あなたの家の危険度の参考にしてください。改正後の建築であっても、柱の腐食やシロアリの食害により、耐震性能を満たしていない場合もありますのでご注意ください。
本格的な耐震補強の方法について紹介します。診断結果に基づいてさまざまな工法を組み合わせて補強をおこないますが、建物が建っている地盤強度も大切です。
かべ大将(大建工業株式会社)
床や天井はそのままのスピード施工
「かべ大将」は床や天井を壊すことなく耐震改修。だから仕上がりも迅速。コストは従来の約30%減。短期間、低コストで耐震改修が可能です。
KSコボット(コボット株式会社)
軸組住宅の本来の耐震性を生かす
木造住宅の耐震補強で、最も問題なのが、動かないようにガチガチに固めてしまうこと。人体に例えると、関節を全く動かさないようにしておいて、外から力を加えると、骨が折れてしまうでしょう。 木の家も同じです。固めすぎると、柱が折れます。
コボットは、一体プレス成形による、つるんと丸いお尻が特長。どこにも継ぎ目がありません。どちらかと言うと薄目に感じる2ミリ厚のステンレス。しかしこれが木材とベストバランスの粘りとしなりを発揮する究極のデザインなのです。
直下型地震は、まず真下からの強烈なつき上げで始まります。土台と柱はホゾという穴でつながっていますが、この一撃でホゾが抜けて柱が浮いてしまっては、次に襲ってくる横ゆれに全く耐えることができません。 コボット本体は、オールステンレス製。柱と土台、梁などの接合部に、1個につき9本ものコーチスクリューでしっかりと固定されます。これがつき上げに対して、ものすごい力を発揮します。 木造軸組住宅の柔構造の粘り強さのもとである木と木の接合部を、しっかりつないで放しません。
大臣認定を受けた910x2,730、1,820x2730の2サイズをはじめ、試験結果から他サイズも同等以上の性能を持つことが証明されています。
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